第12節栃木FC戦。サポクラ内でも盛り上がりを見せる

2022.04.28

明治安田生命J2第12節 大分0-0栃木SC
(27日、昭和電工ドーム大分)

勝点1を分け合う白熱した試合となった栃木SC戦は、昭和電工ドーム大分だけではなく、トリサポ内で広まりつつあるアプリ「大分トリニータ公式サポーターズクラウン」内でも盛り上がりを見せた。

サポクラではメッセージや掲示板等の豊富なコミュニケーション機能の他、試合実況を見ながら仲間とチャットが楽しめるモードが搭載されており、トリニータサポーターがバーチャルな空間の中でも盛り上がることが出来るという、まさに新たな時代のトリサポに向けた楽しみ方を提供している。

トリサポ仲間を作るクラン機能

サポクラではサポーター同士で「クラン」というグループを組み、クランの仲間たちと一緒に試合観戦をすることが出来る。クランは最大5人まで。試合を見ながら程よい会話のやり取りができる最適な人数なので、かなり密なコミュニケーションを楽しめる。

クランは知り合い同士で組むのはもちろん、アプリ内の掲示板などでもクラン紹介されているので、気軽に参加してみるのもいいだろう。

クランで栃木SC戦を観戦してみた

試合が始まる1時間前、サポクラ内の掲示板では早くも、現地へ向かうサポーターや自宅で観戦するサポーターの書き込みであふれていた。

共に試合観戦するクランメンバー5人は全員初対面。年齢性別もバラバラだが、トリサポ同士で試合の熱さを共有したいと思う者同士である。正直クラン内の掲示板ではあいさつ位しか会話がなかったのだが、はたしてどうなることだろうか。

キックオフ前は試合の期待を軽く話す程度だ。そして試合が始まると会話が途切れる。皆、試合に集中しているのであろう。

栃木の激しい守備に対し、ボールを動かしながら隙を伺う展開が続く中、クランの仲間たちも会話のきっかけがつかめない状態が続く。そんな空気が一変したのは後半23分。怪我から復帰した梅崎 司がピッチに立った時だ。

サポクラには自分のプロフィールに好きな選手を登録する機能がある。クランの仲間は偶然にも梅崎ファンが多く、「推し」の登場に会話が一気に爆発した。その後は試合を見ながら梅崎の話題が続く。気が付けば仲間との距離が縮んだような気がした。

試合はスコアレスドロー。惜しいシーンも多くあったため、終了後は放心状態となった。掲示板の書き込みが増えだしたのは終了してから1時間程経ったころだ。皆心を落ち着けてから思いのたけを話したかったのかもしれない。

これがもし勝ち試合だったらどのような雰囲気になるのだろうか。おそらくスタジアムに負けない歓喜の声にあふれるのであろう。是非次のリアルマッチは勝利を飾って、サポクラ内でも大いに盛り上がってみたいと強く感じた。